おろし手記

ロシアサッカーとか料理とかいろいろ。メモみたいなもの

SKA、ルチ、準々決勝に進出

ロシアカップベスト16が開催されて、SKAハバロフスクは2部のディナモサンクトペテルブルクと、ルチ・エネルギアはエニセイ・クラスノヤルスクと対戦しました。

SKAハバロフスク 2-0 ディナモサンクトペテルブルク

 

ルチ・エネルギア 2-1 エニセイ・クラスノヤルスク

ルビン・カザン、ロストフも敗退

SKAは1部中位のディナモサンクトペテルブルク相手に、後半にナヴァロフスキーとマルコヴィッチのゴールで勝利。ルチは、元ロシア代表の10番、ドミトリー・アレニチェフ率いる、1部首位独走状態のエニセイが相手だったが、前半に1-0で折り返し、後半に追いつかれるが、カウンターから勝ち越しゴールを決めて、2-1でルチが勝利してます。SKAは次の相手はシンニク・ヤロスラヴリ、ルチの相手はプレミアリーグのトスノです。

その他の結果は、プレミア同士の対戦になった、ロストフとアムカルの対戦は、PK戦の末に、アムカルの勝利。スパルタク・モスクワは、2部唯一の生き残りのスパルタク・ナルチクに5-2で勝利。一方、ルビン・カザンは、1部2位のクリリア・ソヴェトフに破れました。ベスト8の8チームは、プレミア勢がスパルタク・モスクワ、アムカル、トスノ、SKAハバロフスク。1部勢がクリリア・ソヴェトフ、アヴァンギャルド・クルスク、シンニク・ヤロスラヴリ、ルチ・エネルギアになります。

SKAハバロフスク 私的選手名鑑 2017-2018

開幕からそこそこ試合見ているので、分かる範囲で自分なりに選手紹介してみようと思います。

フォーメーション

フォーメーションは開幕から一貫して3-4-2-1を採用。守備時は5バックになり、堅い守備を持ち味としています。ほとんどの試合でボールポゼッションは30%台と低く、まずは失点しないことと、カウンターから少ないチャンスで得点を狙うのが特徴です。FNL(ロシア1部リーグ)を4位になり、入れ替え戦で勝ち上がったチームで降格最右翼と評されるのか、非常に守備的な試合を展開します。攻撃はロングボールで1トップのマルコヴィッチに預け、両サイドへ展開し、左のナヴァロフスキー、右のサヴィチェフのクロスからゴールを狙うパターンを多用します。

GK

【1】アレクサンダル・ドフブニャ

Александр Довбня / Aleksandr Dovbnya ロシア / モスクワ出身 1987年4月14日(30歳) 加入2年目 前所属 ルチ・エネルギア 193cm / GK

SKA不動の守護神。スパルタク・モスクワの下部組織出身。若手時代にフィンランドのFCハカでのプレー経験がある。昨シーズンに、ルチ・エネルギアから移籍し、SKAの初昇格に貢献。的確なポジショニングが光る、ゴールライン張り付き型のGK。スパルタク・モスクワ戦ではビッグセーブを連発し、第8節のファン投票1位になった。

【29】ブラジスラフ・ソロミツコ

Владислав Соромытько / Vladislav Soromytko ロシア / ハバロフスク出身 1994年9月29日(23歳) 加入2年目 前所属 FCスメナ・コムソモリスク・ナ・アムーレ 190cm / GK

【55】アレクサンドル・クリヴォルチコ

Александр Криворучко / Aleksandr Krivoruchko ロシア / モスクワ出身 1984年9月23日(33歳) 加入2年目 前所属 トム・トムスク 191cm / GK

DF

【3】イスマイル・エジエフ

Исмаил Эдиев / Ismail Ediyev ロシア出身 / コムソモルスコイェ(チェチェン共和国)出身 1988年2月16日(29歳) 加入4年目 前所属 モルドヴィア・サランスク 185cm / CB

ロシア・カフカス地方のチェチェン出身のセンターバック。入れ替わりが多いチームの中では古参になる。昇格後は新加入も多いが、開幕からレギュラーポジションを守っている。

【4】マクシム・ティシュキン

Максим Тишкин / Maksim Tishkin ロシア / ボリシャヤ・エルホフカ(モルドヴィア共和国)出身 1989年11月11日(27歳) 新加入 前所属 バルチカ・カリーニングラード 182cm / 左SB

【5】アレクサンドル・プツコ

Александр Пуцко / Aleksandr Putsko ロシア / ウネーチャ出身 1993年9月23日(24歳) 新加入 前所属 ウファ 190cm / CB

ウファから加入したセンターバックスパルタク・モスクワの下部組織出身で、年代別代表経験がある。スパルタク、ウファでは出場機会が恵まれず、Bチームでのプレーがほとんどだったが、SKAでは開幕からスタメンで出場し続けている。

【13】アレクサンドル・ディミドコ

Александр Димидко / Aleksandr Dimidko ロシア / ハバロフスク出身 1986年1月20日(31歳) 2年目 前所属 アルセナル・トゥーラ 196cm / CB、DH

地元ハバロフスク出身のチームキャプテン。地元のSKAでデビューした後、ディナモ・モスクワトム・トムスク、モルドヴィア・サランスクなどでプレー。2016年にSKAへ復帰。196cmの長身を活かした制空権の強さが持ち味。監督のポッドゥブスキーの現役時代にともにプレーしたことも。

【37】ディミトロ・フリシュコ

Дмитро Гришко / Dmytro Hryshko ウクライナ / ホールリウカ(ドネツク州)出身 1985年12月2日(31歳) 新加入 前所属 オリンピック・ドネツクウクライナ) 181cm / SB

【88】ゲオルギー・ナヴァロフスキー

გიორგი ნავალოვსკი / Георгий Наваловский / Giorgi Navalovski ジョージア / トビリシ出身 1986年6月28日(31歳) 新加入 前所属 ネフチ・バクー(アゼルバイジャン) 172cm / 左SB、左WB

ジョージア、ロシア、アゼルバイジャンギリシャなど、毎シーズンのように移籍を繰り返すジョージア代表のサイドプレーヤー。SKAには、2013-2014シーズン、2016年上旬にプレーしており、今回で3度目の加入になった。SKAでは不動の左ウイングバックで、縦の鋭い突破からのクロスでチャンスを作るSKAの攻守のキーマン。パット見、ガットゥーゾに似ている。気性も激しい。

MF

【6】パヴェル・カラショフ

Павел Карасёв / Pavel Karasyov ロシア / ドレズナ出身 1992年7月10日(25歳) 新加入(レンタル) 前所属 アンジ・マハチカラ 175m / DH

【7】アレハンドロ・バルバロ

Алехандро Барбаро / Alejandro Barbaro アルゼンチン / ブエノスアイレス出身 1992年1月20日(25歳) 新加入 前所属 アポロン・リマソル(キプロス) 182cm / OH

9月にフリートランスファーで加入したアルゼンチン人MF。アルゼンチンではバンフィールド、サン・ロレンソウルグアイではナシオナル・モンテビデオなどでプレー。左利きのアタッカーで、プレースキッカーも務める。SKAでは出場機会に恵まれていないが、技術が優れるため、今後の出場機会増加も期待される。

【8】ゲオルギー・ガブロフ

Георгий Габулов / Georgy Gabulov ロシア / モズドク(北オセチア共和国)出身 1988年9月4日(29歳) 新加入 前所属 オレンブルグ 190cm / OH、DH

SKAでは主にトップ下で出場することが多い、カフカス地方産のチャンスメーカー。入れ替え戦の対戦相手であるオレンブルグからの加入。チームではプレースキックを蹴ることが多い。

【15】イェフゲニー・バリャイキン

Евгений Баляйкин / Yevgeni Balyaikin ロシア / ブラーツク(イルクーツク州)出身 1988年5月19日(29歳) 新加入 前所属 トム・トムスク 183cm / DH、CB

【19】ヴィタリー・フェドトフ

Віталій Федотов / Vitaliy Fedotov ウクライナ / ドネツク出身 1991年7月16日(26歳) 新加入 前所属 リガFC(ラトビア) 171cm / 右WB、右WG

シャフタール・ドネツクの下部組織出身で、ウクライナの年代別代表経験がある右ウイング。SKAでは主にセカンドトップで起用されることが多い。第9節のアウェーでのウラル戦では、途中出場で起用され、同点ゴールをあげ、貴重な勝ち点1を持ち帰る殊勲のゴールを決めた。

【26】アレクサンドル・チェレフコ

Александр Черевко / Aleksandr Cherevko ウクライナ / ヘルソン出身 1987年11月28日(29歳) 2年目 前所属 トム・トムスク 165cm / OH、SH

【30】アレクセイ・ドルジン

Алексей Друзин / Aleksei Druzin ロシア / ボルゴグラード出身 1987年1月3日(30歳) 2年目 前所属 オレンブルグ 176cm / OH

【69】デニス・デデチコ

Денис Дедечко / Denys Dedechko ウクライナ / キエフ出身 1987年7月2日(30歳) 2年目 前所属 オレクサンドリアウクライナ) 188cm / DH

ウクライナ代表経験があるディフェンシブハーフ。ルチ・エネルギアにも2度在籍経験がある。2015年にはカザフスタンのアスタナに所属し、その年のチャンピオンズリーグにも出場した経験がある。中盤の底を締める攻守の要。第12節のロストフ戦では、決勝点になるロングシュートを決めている。

【77】コンスタンティン・サヴィチェフ

Константин Савичев / Konstantin Savichev ロシア / ブリャンスク出身 1994年5月6日(23歳) 新加入 前所属 スパルタク-2・モスクワ 173cm / 右WG Twitter @shavichevKostya

年代別代表経験があるスパルタク・モスクワの下部組織出身の右ウイング。トップチームでの出場機会が無く、スパルタク・モスクワセカンドチームで長くプレーしていた。今シーズンからは、トップリーグでの出場を求め、SKAに加入。第10節のアフマド・グロズヌイ戦で初ゴールを記録。

【78】ニコライ・カリンスキー

Николай Калинский / Nikolay Kalinsky ロシア / モスクワ出身 1993年9月22日(24歳) 3年目 前所属 FCカルガ 178cm / DH

ロコモティフ・モスクワの下部組織出身のセンターハーフ。縦へ積極的に飛び込むタイプで、第5節のアンジ・マハチカラ戦では、カウンターからアディショナルタイムでダメ押しとなるゴールを決めている。

FW

【9】ルスラン・コリャン

Ռուսլան Կորյան / Руслан Корян / Ruslan Koryan アルメニア / ソチ(ロシア)出身 1988年6月15日(29歳) 2年目 前所属 ルチ・エネルギア 182cm / SH

アルメニア代表でも活躍するストライカー。昨シーズンはチームトップの13得点を挙げ、SKAのエースとして昇格に貢献。第12節時点ではまだノーゴールと苦しむが、2列目からの鋭い飛び出しで幾度もゴールに迫っている。代表でのデンマーク戦では鮮やかなロングシュートも決めている。

【10】ヴラディスラフ・ニキフォロフ

Владислав Никифоров / Vladislav Nikiforov ロシア / ヴャーゼムスキー(ハバロフスク地方)出身 1989年3月21日(29歳) 8年目 前所属 ヒムキ 166cm / SH、WG、OH

SKAでは最古参になる地元ハバロフスク地方出身のサイドアタッカー。低身長ながら小刻みなドリブルでサイドを駆け上がり、チャンスを演出する。昨シーズンのロシアカップでは、スパルタク・モスクワ戦で決勝ゴールを挙げた。

【11】ミロスラフ・マルコヴィッチ

Мирослав Марковић / Miroslav Marković セルビア / アランデノヴァチ出身 1989年11月4日(27歳) 新加入 前所属 ボヘミアンズ1905チェコ) 184cm / CF

アンジ・マハチカラへ放出したレスカーノに代わる、センターフォワードとして緊急補強したセルビア人FW。チェコのスロヴァン・リベレツ、ボヘミアンズ1905などでプレー。相手を背負ってプレーできるポストプレーヤーで、攻め込まれることが多いSKAにとっては、貴重なターゲットマン。第12節時点でゴール数は2得点と少ないが、替えが効かない貴重なCF。

【20】ニキータ・ダヤチェンコ

Никита Дьяченко / Nikita Dyachenko ロシア 1996年5月2日(21歳) 2年目 前所属 SKA-2ハバロフスク 187cm / CF

【87】マクシム・カザンコフ

Максим Казанков / Maksim Kazankov トルクメニスタン(ロシア) / アシガバート出身 1987年5月20日(30歳) 2年目 前所属 ルチ・エネルギア 170cm / ST、SH

トルクメニスタン出身のセカンドストライカー。SKAではスーパーサブとして流れを変えるための起用が多い。CFのマルコヴィッチを追い抜き、自らがゴールに迫る動きを得意とする。

【91】ヴェンツィスラフ・フリストフ

Венцислав Христов / Ventsislav Hristov ブルガリア / ソフィア出身 1988年11月9日(28歳) 新加入 前所属 ネフトチミチ・ブルガス(ブルガリア) 185cm / CF、SH

カザンコフと同じくスーパーサブとして起用されることが多いブルガリア代表FW。生粋のストライカーで、今シーズンは相手のミスから2得点と、得点嗅覚に優れるストライカー。2016年のキリンチャレンジカップでの日本戦にも途中出場している。

監督

アレクセイ・ポッドゥブスキー

Алексей Поддубский / Aleksei Poddubskiy ロシア / ハバロフスク出身 1972年6月13日(45歳)

地元ハバロフスク出身。2017年1月にアンジ・マハチカラへ移籍した、アレクサンドル・グロゴリャン監督(現アララト・モスクワ/3部)の後任としてアシスタントコーチから昇格すると、FNLを昇格プレーオフ圏内の4位の好成績を収めた。ロシア・プレミアリーグの13位オレンブルグとの入れ替え戦にもPKの末に勝利し、SKAハバロフスクの初昇格に貢献した。

現役時代は、80年代後半に地元のSKAハバロフスクでデビュー。若手時代にCSKAモスクワ、オケアン・ナホトカでプレーしたが、1995年にSKAに復帰してからは、引退する2007年まで12年間プレーした。

【極東のクラブ紹介】 FCサハリン・ユジノサハリンスク

SKAとルチしか書いていないので、サハリンについて触れたいと思います。

名称 OGAU FCサハリン・ユジノサハリンスク ОГАУ Футбольный клуб «Сахалин» Южно-Сахалинск 創設 2004年5月5日 ホームスタジアム スパルタク・スタジアム 4200人収容

カテゴリー ロシア2部リーグ東ブロック

公式サイト https://oneteamsakhalin.ru/ 公式インスタグラム https://www.instagram.com/OneTeamSakhalin/ 公式VK https://vk.com/oneteamsakhalin 公式Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/c/oneTeamSakhalin

創設は2004年。当初はユースチームのみの運営だったが、2007年にトップチームを創設し、ロシア2部リーグに参戦。2部リーグ東ブロックの中位クラブだったが、2011年にロシアカップでベスト32に進出。2013-2014シーズンには同ブロックの優勝を果たし、クラブ史上初のロシア1部リーグに昇格を果たしました。惜しくも1年で降格してしまうものの、近年はロシア2部リーグ東ブロックで優勝争いに常に絡んでいます。

2015年に財政難でリーグ脱退の危機を強いられるが、サハリン州政府がメインスポンサーを務める、青少年からプロ選手までの総合スポーツクラブ「PSKサハリン(ПСК Сахалин)」の傘下に加わります。アイスホッケーアジアリーグに参戦する、PSKサハリンを始め、バスケットボール、バレーボールチームを有します。

PSKサハリンは、各メディアでもアカウントを持っていますが、公式ツイッターと公式フェイスブックは昨年末で更新が止まっています。しかし、ロシア版のフェイスブックに当たるVK、公式インスタグラム、公式Youtubeチャンネルでは積極的に情報発信しており、中でも公式Youtubeチャンネルでは、試合の生配信も頻繁に行われています。一つのチャンネルでサハリンのスポーツチームを複数楽しめるようになっているのは、総合スポーツクラブに相応しく、お得だと感じます。

ロシア・プレミアリーグ第12節 SKAハバロフスク-FKロストフ

30日、ロシア・プレミアリーグのSKAハバロフスクは、ホームのレーニン・スタジアムで、ロストフ・ナ・ドヌーのFKロストフと対戦しました。

ハイライト

試合後のファンサービス

前節のアウェーでのアムカル戦では、0-3で破れ、15位に沈んだSKA。第12節は、昨シーズンはCLにも出場した、強豪ロストフ相手だが、17分に右サイドで先発出場した、MFヴラジスラフ・ニキフォロフのクロスを、ロストフ守備陣がクリアミス。これを拾った、セルビア人FWミロスラフ・マルコヴィッチが冷静に押し込んで先制。前半終了直前に、ロストフ攻撃陣に崩され、右サイドのクロスから、DFウスチノフのヘッドで同点に追いつかれ、前半は1-1で折り返します。

先制するも追いつかれる展開が多いSKAだが、71分に再び右サイドのニキフォロフのクロスからチャンスを得ると、相手のクリアボールに元ウクライナ代表MFデニス・デデチコが、強烈なミドルシュートを叩き込み、SKAが再度勝ち越し。その後、ロストフに猛攻を仕掛けられるが、守備陣が粘り、第5節のアンジ・マハチカラ戦以来、7試合ぶりに勝利を収めています。

第13節は、10月14日にアウェーで、ディナモ・モスクワ戦です。

ルチ・エネルギア、アンジ・マハチカラを破り、ベスト16進出

ロシアカップの1/16が開催され、ルチ・エネルギアが、ホームのディナモ・スタジアムで、プレミアリーグアンジ・マハチカラと、SKAハバロフスクは4部のアララト・モスクワと対戦しました。

ルチ・エネルギア 2-0 アンジ・マハチカラ

 

アララト・モスクワ 1-2 SKAハバロフスク

ハイライト

フルタイム動画(アララト・モスクワ公式チャンネル)

大波乱のロシアカップ

ベスト16が出揃いましたが、ゼニト、CSKAモスクワロコモティフ・モスクワディナモ・モスクワクラスノダール、アフマト・グロズヌイ、ウファ、ウラル、アルセナル・トゥーラ、アンジ・マハチカラが敗退しています。

プレミア勢では、スパルタク・モスクワルビン・カザン、ロストク、アムカル、トスノ、SKAハバロフスクの6チームだけ。ロシアカップはプレミア勢は控え組を起用することが多く、アップセットも多い傾向ですが、今季は敗退するクラブが多いです。

SKAのベスト16の相手はゼニトを破った、ディナモサンクトペテルブルク。ルチの相手は、1部の首位を走る、エニセイ・クラスノヤルスクです。